鬼六の「変態趣味」

マルキ・ド・サドや他の作家のSMとは異なり、鬼六の「変態趣味」には、実は多くの日本人の美意識や性的欲求に訴えかける要素があったと思われる。

角川書店が団鬼六の代表作『花と蛇』を十巻の文庫シリーズで1984年に出版したのも、この要素のゆえに新たな読者層が開拓できると考えたからだろう。
確かに、ポルノ専門の出版社ではなく、角川のような大手から刊行された書物なら、たとえ団鬼六の著者名がついていても、一般読者ははるかに買いやすい。ふつうの小説とともに文庫本でコーナーに置かれていれば、なおさらである。

こうしてメジャー入りしたものの、この文庫シリーズはまもなく絶版となったが、1996年十二月、あの『婦人公論』が、鬼六のエッセイ「SMはセックスの根本である」を掲載し、少なからぬ女性読者の心をつかんだのである。

そしてこの翌年、幻冬舎がアウトロー文庫として、まずはエッセイ集、ついで『肉体の賭け』を皮切りに次々とかつての官能小説の復刊を始めた。
以来、ふつうの本屋で、常時、団鬼六の「名作」が買えるようになったのである。

鬼縄 Written by:

■普通の趣味: 酒を飲むこと。音楽を聴くこと(クラシック)。映画を観ること。インターネット。 ■性癖: 縄で女を縛ること。女を羞恥に悶えさせること。筆で女を擽ること。バイブ(張形)で女をいかせること。焦らし責め、快楽責めが好きです。 ■嗜好:S(精神的SM愛好者) 女性の悶える表情、苦しむ顔が大好きです。 脚フェチです。脚の綺麗な女性、スタイルの良い女性、ハイヒールが似合う女性に惹かれます。 責めは理不尽です。なぜなら理不尽が被虐を育てるからです。

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